目次
2025年7月20日(日)夏の青空が広がる沼津市内浦漁港にて、ネッツトヨタ静岡主催による「真鯛稚魚放流親子体験イベント」と、内浦漁業協同組合への協力金贈呈式が開催されました。
この活動は、地域の漁業資源を未来に残していくために2021年から継続しているもので、今年で5年目を迎えました。本年も内浦漁業協同組合へ30万円の寄付を行い、地域の漁業資源を守る取り組みとして、大変意義のある一日となりました。
また当日は、夏休みの特別な体験として「真鯛稚魚放流親子体験イベント」を企画し開催しました。総勢24名が参加され、海と命の大切さを肌で感じる一日を過ごしました。
海洋資源保護活動に役立てて。ネッツトヨタ静岡が内浦漁業協同組合に協力金 真鯛の稚魚2000匹放流 【静岡朝日テレビニュースで紹介されました!】
まず初めに、内浦漁業協同組合の会議室で「栽培漁業とは何か?」をテーマにした座学から始まりました。講師からは、なぜ魚を育てて放流するのか、栽培漁業がどのように海の環境と漁業を支えているのかという話があり、スライドと実例を交えながら、子どもにもわかりやすく丁寧に説明されました。
参加者は真剣な眼差しでスクリーンを見つめ、配布された資料に書き込みをしながら、一つひとつの言葉に耳を傾けていました。命を守ることの意味や大切さをしっかりと受け止めている様子が印象的でした。
学びの時間を経て、ライフジャケットを身につけた参加者は港に停泊する漁船に乗り込み、生け簀のある海上へ向かいました。
この日は天候にも恵まれ、富士山が姿を見せ、穏やかな駿河湾の青い海との共演が見事な光景を生み出していました。乗船は初体験という子供も多く、船が港を出港すると潮風が心地よく、非日常を満喫するひと時となりました。
しばらくすると、稚魚を育てている生け簀に到着しました。そこにはたくさんの真鯛の稚魚が元気に泳いでおり、子どもたちは目を輝かせてその様子を見ておりました。
放流できるサイズに育っております。漁業関係者の方々のご努力の賜物です。
稚魚をすくったバケツを手に取り、船の中の水槽に移していきます。
子供たちもみんなで協力して行いました。
いっぱいになったので、港に戻ります。
漁港へ戻ってきましたよー。
元気に泳いでますね!
港へ戻って船からあがり、親子で真鯛稚魚の個体の観察と記録を行いました。
稚魚を海へ放つとき、子どもたちは「大きくなって戻ってきてね---」と声をかけていました。その瞬間、目の前にある小さな命が、海の中で新たな一歩を踏み出すことへの期待を実感したようでした。
放流を終えたあとはお待ちかねの、海産物を使用した「海鮮バーベキュー」を楽しみました。
炭火の上ではサザエ・エビ・ホタテ等が焼かれ、香ばしい香りが漂う中、大人も子どもも笑顔で舌鼓を打ちました。「こんなにおいしいエビ初めて!」「サザエもう一つ食べたい!」という声も聞かれました。
続いて行われた「アジの捌き体験」では、講師の方の手ほどきを受けながら、子どもたちが実際に包丁を使ってアジを捌くという貴重な体験が行われました。
魚を食べるという日常の行為の裏側にある「命をいただく」という事実を、子どもたちはしっかりと感じ取っていた様子で、真剣な表情で魚捌きを体験していたのが印象的でした。
捌いたアジはその場で焼いて美味しくいただきました!
新鮮なアジは絶品ですね!
食事のあとは「お魚クイズ大会」が行われました。クイズの内容は、午前中の講義で学んだことや、魚に関係したことをもとに出題され、子どもたちは元気に手を挙げて次々と答えていました。
「マダイの稚魚はどのくらいの大きさになったら放流する?」という質問に「A!」「B!」と元気な声が響き渡り、正解が発表されるたびに歓声と拍手が起こるなど、まるで教室とは違う“楽しく学べる時間”が広がっていました。
今回の企画を通して改めて感じたのは、沼津の海や自然の美しさでした。漁港のすぐそばでも水底が見えるほど透き通った海、遠くにそびえる富士山、そして海の中に見える魚の姿――。
写真に収められたその透明な海の輝きは、静岡が誇る自然の豊かさそのものでした。
内浦漁業協同組合をはじめとする皆さまの多大なるご協力によって実現しました。関係者の皆さまのおかげで、心温まる素晴らしい夏のひと時を過ごすことができました。ありがとうございました!
参加された方からは、「食育等子供と会話しながら一緒に勉強できて良かった」「親子で一緒に学び、ふれあい、楽しめる本当に貴重な時間でした」「放流や魚捌きなど普段なかなか出来ないことも出来てとても喜んでいました」などの声が寄せられました。
この度は、ご参加いただきました皆様ありがとうございました。本企画を通じてお子様の真剣な表情や、楽しそうな姿が見れたことは、私たちにとってもとても嬉しく大変有意義な一日となりました。
ネッツトヨタ静岡は、今後も「僕らの街」静岡の未来を守るために、地域と共に歩む活動を続けてまいります。(スタッフ一同)
海洋資源保護活動に役立てて。ネッツトヨタ静岡が内浦漁業協同組合に協力金 真鯛の稚魚2000匹放流 【静岡朝日テレビニュースで紹介されました!】
僕らの街 ”静岡” を皆さんと一緒に優しく守る「ネッツトヨタ静岡の活動」のこと。
・僕らの街を元気にしたい!
・僕らの街を守りたい!
・僕らの街を好きで溢れる街にしたい!
僕らの街 ”静岡” が これからもずっと豊かな自然と魅力いっぱいの街として、次の世代、そのまた次の世代へ続いていくよう、ネッツトヨタ静岡は皆様と共に取り組んでまいります。
>>>> ネッツトヨタ静岡の【ボクマチガーディアンズの取組み】とは?