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Netz TOYOTA SHIZUOKA
昨夜中国南京から帰国いたしました。応援ありがとうございました。
今回の試合は予選3勝3敗、トーナメント1回戦15−14、2回戦15−14と接戦を制して決勝トーナメントに進出することができました。
予選は心技体とも上手く自分をコントロールすることができ、コーチと良いコミュニケーションを取りながら試合することができました。最初から最後まで平常心で戦えたことが勝因だと思っています。
2日目の決勝トーナメントはあまり得意ではない相手だったので、しっかりと戦術・作戦を立てて試合に臨みました。2セット目までは上手くコントロールできていましたが、3セット目で2点差開いてしまってから相手の守備が固くなり、中に入っていくのが難しくなってしまいました。しかし対戦したイタリアの選手は今回の試合3位で好調だった選手なので、その選手と途中まで互角に戦えたことは今後の自信にしていきたいと思います。
2日目は団体戦に選出され、今回は初めて最後周りを務めさせていただきました。試合の最終結果を決めるポジションですが、良いチームワークもあり冷静に最後まで戦うことができました。また今回の団体戦は8がけでは負けてしまいましたが、その後の順位決定は2勝することができ、いつもより良い順位の10位で試合を終えることができました。
今回の中国大会をもってパリオリンピックの選考レースは終了となります。女子エペは団体戦の出場枠は獲得できなかったので、個人戦で吉村美穂選手が出場することが決まりました。悔しい気持ちもありますが、一緒に練習してきた同世代の仲間が自力で出場枠を獲得できたこと大変嬉しく誇らしく思います。
私は1年でオリンピックまでは届きませんでしたが、成長できたと感じています。予選での勝率が上がったり、なかなか決勝トーナメントには進めていませんでしたがギリギリの勝負まではすることができました。最後まで勝ちきる難しさを感じましたが、それ以上にフェンシングの奥深さ、勝負の楽しさをより感じることができました。フェンシング競技のオリンピック出場権獲得は、コツコツの積み重ねがとても重要です。14年間フェンシングをしてきて今が1番フェンシングが好きですし、フェンシングというものがやっと分かってきたと思います。これからもフェンシングへの理解、この好きという気持ちを更新していきたいです。
みなさま応援本当にありがとうございました。オリンピックシーズンは終了しましたが、ワールドカップはまだまだ続くので気持ちを切らさず、自分の成長のためにやるべきことに集中に丁寧に戦っていきたいと思います。引き続き応援宜しくお願いいたします。
