2025年11月16日(日)、ネッツトヨタ静岡の地域貢献プロジェクト「ボクマチガーディアンズ」は、静岡市駿河区久能地区にあるいちご農家「石垣いちご山内屋」さんにてボランティア活動を実施しました。

この地域は日本でも有数の「石垣いちご」の産地として知られ、段々状に組まれた石垣畑で育てる特有の農法で、冬から春にかけて多くのいちご狩りを楽しむお客様が訪れます。久能山もすっかり紅葉が進んで県外から多くの観光客の方が東照宮を訪れていました。

2週間ほど前の強風により、一部のビニールハウスが吹き飛ばされ、石垣がむき出しになり、定植した苗が外気に晒されてしまうという被害が発生しました。その報を聞き、私たちも少しでも力になれたらとの想いで訪れました。

現地に到着すると、ハウスのビニールと骨組みが取り除かれて、冷たい風の中でも力強く根を張るいちごの苗たちが迎えてくれました。
そんな環境の中でも葉っぱも大きく育ち、中にはすでに可憐な白い花を咲かせている苗もあり、植物の生命力の強さと、日々丁寧に育てている農家の皆さんの努力を感じました。

「苗は元気だから大丈夫!」「花が咲いてくれて嬉しい!」と、前向きな言葉を聞けて少し安心しました。

この日の作業は大きく3つ。1つ目は、苗下に穴を掘り有機肥料を施す「追肥作業」。この肥料はこれからの寒さに備え、苗に栄養を与える大切な役割を果たします。

空けた穴にひとつずつ手作業で肥料を入れていきます。

有機肥料を入れ出すとどこからともなく、この臭いを感じてハエが集まってきました。

2つ目は、ビニールハウスの補修作業。鋼管の切断、骨組みの調整、害獣被害の対策といった作業をしながら進めました。

13メートルにパイプを切り出し運んで組んでいきます。

ハウス内に「ハクビシン」や「タヌキ」が入らないように補修します。

3つ目は、ハウス内とハウスの周り生えた「雑草の除去」。放っておくと苗の養分を奪うため、手作業で丁寧に取り除いていきました。

手で丁寧につまんで除去します。

作業はしゃがんだままの姿勢で行う場面も多く、通常デスクワークをしている私たちには体力的になれない作業ですが、農家さんの苦労を考えたらそんなこと言ってられないと作業に取り掛かりました。

外気温度は低いのですが、ハウス内はポカポカ陽気。
作業をしていると汗ばんでくるくらいでした。

作業を終えた頃には、やり終えた達成感から参加者の表情にも笑顔がこぼれていました。

自然の猛威には逆らえないこともありますが、そんな中でも確かな希望は存在します。今年のいちごの季節にたくさんの笑顔が実るよう、これからも私たちは“できることから”支援させていただきます。

花びらが落ちた後、この真ん中の芽が膨らんでイチゴに成長するようです。

全ての作業が終わる頃には夕陽がハウスを照らしていました。
久能山東照宮では、毎秋恒例で夜間特別拝観イベントを開催していますが、今年度より「国宝 久能山東照宮 夜間特別拝観 光彩-IRODORI-」へ大幅リニューアル!“折り紙“をテーマにした幻想的なライトアップを新たに導入し、歴史文化と現代アートが融合した非日常的な夜を楽しめます♪
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静岡市久能地区で日本で唯一「石垣いちご」のいちご狩りを楽しむ事ができます。山内屋さんで100年以上の歴史をもつ「石垣いちご」のいちご狩りをお楽しみください。いちご狩りの開園期間は1月~5月の土・日・祝日です。
ホームページからはイチゴのオンライン販売もございます。完熟石垣いちごと砂糖のみを使用した山内屋オリジナルの手作りジャムや石垣いちごと牛乳と生クリームをたっぷりと使用したオリジナルジェラートの購入ができます。
(※いちご狩りやオンライン販売状況は公式HP/SNSをチェックしてみてください!)

・山内屋公式ホームページ https://yamauchiya.com/
・山内屋公式Instagram @yamauchiya.1115
・山内屋公式Facebook ichigoyamauchiya


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