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どんな時でも、私たちを癒してくれる地域の自然。
その恩返しをするために、TOYOTA SOCIAL FES!!が今年も開催されます。
楽しみながら自然を守るという想いのもと、
2012年に日本全国で始まったこの活動。
みんなで地域に集まって、自分たちの手で。
さぁ、自然を守るを、一緒に楽しく。
牧之原市近辺の相良海岸では、古くからアカウミガメの上陸が観測され、今なお数多くのアカウミガメが産卵のために訪れます。しかし近年では強風により砂浜が減少し、アカウミガメ上陸の大きな障害となっています。
この活動では「相良海岸とアカウミガメを守ろう」を合言葉に、海岸の自然とアカウミガメの生態を学び、堆砂垣を作って砂浜の流出を防いでアカウミガメを守るものです。
ネッツトヨタ静岡はこの活動に賛同し、毎年「TOYOTA SOCIAL FES!!」の活動に参加しております!!
当日は朝からあいにくの雨で気温が低かったです。これまで開催時には一度も雨は無かったようです。
そんな状況でしたが、今回も多くの参加者が集まりました。
受付をした後に主催者の方から、スケジュールのご案内やこの活動の歴史や目的についてご説明をいただきました。また学生の協力者の方からアカウミガメの生態系についての説明と、クイズ大会を行っていただきました。
トヨタ販売店からは、アクアの車両を使って給電の仕組みの説明と実演を行いました。
受付でいただいた「かめはめは王国」発行(2024年6月発行)の紙面の記事によると、今年の6月の早朝午前3時30分頃に、丁度産卵を終えたばかりのアカウミガメに巡回時に遭遇したとの記事がありました。
常時海の中を生活の場としているカメにとっては、砂浜に上陸している時がもっとも無防備な状態であり、カメにとって産卵期は相当警戒心が高まり、明かりや人の気配や周囲の状況によっては産卵の為に上陸しても産卵せず海に帰ってしまうこともあるようです。一方で産卵が始まれば何をしても動じないというのがウミガメだそうです。
参加者が班に分かれてチームリーダーと一緒に堆砂垣づくりを実施します。
みんなで協力して材料を運んでいきます。
受付場所からすぐのところになりますが、ここでアカウミガメが上陸できる砂浜を作るための「堆砂垣」づくりや海岸清掃を行います。
堆砂垣とは、砂浜に竹などを並べて建てる垣根のことで、強風で飛ばされる砂をせき止めて砂浜の流出を防ぐものです。堆砂垣をつくることでアカウミガメ保護につながります。
風を遮るのではなく、堆砂垣により風力を弱めて風下に堆積させる効果があるようです。
堆砂垣により近年顕著になった海岸侵食部分を修復して、ウミガメが産卵の為上陸した際に、砂浜上部の半安定帯まで登っていけるようにする為の砂止めの役割を果たします。
この竹で風の遮蔽率が60%程度になるようです。
堆砂垣作りが終わった班から、海岸のゴミ拾いを行います。
大きな流木も流れついています。
比較的ゴミは少なく砂浜がとても綺麗な海岸ですね!きっといつも綺麗にして頂いている方々がいらっしゃるんですね!
ウミガメも環境がいい海岸であることを知っているんだと思います。
約120人もの方が参加されました! 皆さん雨の中お疲れ様でした!
僕らの街 ”静岡” を皆さんと一緒に優しく守る「ネッツトヨタ静岡の活動」のこと。
・僕らの街を元気にしたい!
・僕らの街を守りたい!
・僕らの街を好きで溢れる街にしたい!
僕らの街 ”静岡” が これからもずっと豊かな自然と魅力いっぱいの街として、次の世代、そのまた次の世代へ続いていくよう、ネッツトヨタ静岡は皆様と共に取り組んでまいります。
>>>> ネッツトヨタ静岡の【ボクマチガーディアンズの取組み】とは?